衣類に残った洗剤の「蛋白分解酵素」がアトピー性皮膚炎を悪化させる要因のひとつといわれています。
そこで洗剤の影響について、洗剤を使わない『洗剤ゼロコース』搭載の電解水洗浄型洗濯機で症状の変化を調べてみました。(アトピー性皮膚炎の患者さん26名)



洗剤を使わない「洗剤ゼロコース」の効果は?
患者さんの80%において皮膚の乾燥改善が見られました。また乾燥性湿疹も60%改善しました。





アトピー性皮膚炎と洗剤の関係は?
衣類に残留した洗剤がアトピー性皮膚炎の悪化要因のひとつと考えられます。湿疹は皮膚のバリア機能が弱っているため、衣類に残った洗剤(蛋白分解酵素)の悪影響を受けやすいのです。
もともと、冬場は空気が乾燥するので患者さんの症状は悪化します。しかし診察の中で、衣類に守られているはずの体の症状が何故悪化するのか疑問があり、一番考えられる洗剤の影響につき、洗剤を使わず汚れを軽減する新型洗濯機を用いることで確認しました。





洗濯の時、気をつけるポイントは?
洗剤が衣類に残らないようにすることです。
回数を増やすなどすすぎをしっかりする。
温水を使ってすすぐ。
洗剤の使用量を減らす。
また、着たから洗うといった軽い汚れなら、洗剤を使わずに洗える「洗剤ゼロコース」搭載の洗濯機を使うのもひとつの手です。




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