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4. 食物
日常の食物(牛乳・卵・大豆・小麦・米など)の血液アレルギー検査(RAST法)を行うと、アトピー性皮膚炎患者さんの約半数(40%〜60%)で陽性に出ます。しかし、血液アレルギー検査陽性の食物を実際に食べさせてみると、皮膚炎が悪化するのはごく少数(1%以下)です。血液アレルギー検査でアトピー性皮膚炎の原因を決めることはできません。日常の食物は、血液検査が陽性に出たものでも、自由に食べてください。ただし、治療しても皮膚炎がよくならない場合、あるいはよくなってもすぐ再発する場合には、食物や飲物の影響を除去・投与テストで調べる必要がありますので、専門医に相談してください。 |
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