1886年: *22 |
暑さ、寒さ、気温の急激な変化、発汗、魚、卵、小麦、チョコレートなどの食物、絹やウールなどある種の衣類、全ての油類や油性軟膏、仕事、心配ごと、緊張や精神的動揺。これらの中で、最も古くから知られかつどの年齢層にもあてはまる最も大きな影響を与える因子は環境の変化です。
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1950年:*24 |
季節的悪化、日照時間の短縮による冬季の皮膚炎の悪化。 |
1961年:*25 |
農村から都会への移住によるアトピー性皮膚炎の悪化。 |
1964年:*13 |
80%の患者は悪化因子として、精神的緊張や疲労を第一にあげている。冬の寒さ、乳児期の食べ物、発汗、ウール。(逆に、改善に関係したと思われる、単一の因子としては、転地がまず第一にあげられている。日当たりが良く、適度な気温と乾燥した気候の地域に移ることがよい結果をもたらしている。精神的緊張を避け、十分くつろぐ事、非特異的な外用剤、ステロイド外用剤、ステロイド内服薬、いつもいる環境から逃げ出すこと、一次刺激物を避ける。)ほとんど役立たないものとして、精神療法が挙げられている。 |
1976年:*27 |
皮膚の汚れやあか(皮膚皮垢) |
1986年:*28 |
世界34カ国の皮膚科医の70%が臨床的な経験に基づき、精神的ストレスはアトピー性皮膚炎における頻度の高い悪化因子の一つであると感じている。 |
1994年:*8 |
接触抗原(バリア機能の低下が様々な物質による一次刺激反応を亢進させること、ステロイド外用剤を含め種々の抗原が遅延型反応を起こすこと)、空中抗原(ダニ、ほこり)、食物、微生物(ブドウ球菌、ピチロスポルム、カンジダ、上気道感染)、女性ホルモン、ストレス、気候の変化。 |
1995年:*29 |
ダニや食物抗原が即時型アレルギーを介してアトピーを悪化させるかは、疑問である。
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1998年:*30 |
接触抗原(スキンケア製品、外用剤)、吸入抗原、細菌・真菌。ストレスによるアトピー性皮膚炎の悪化は患者さんの半数で認められる。気候。近年、非科学的な治療がアトピー性皮膚炎患者を混乱させている。 |
1998年:*17 |
非科学的治療、接触抗原(外用剤、保湿剤、スキンケア製品)、脱ステロイド。 |
2000年:*31 |
非科学的治療、脱ステロイド、アトピービジネス。 |